新型コロナさんが世間を騒がせるどころか、経済にも大きな影響を与えていますが…
ビジネスはウイルスや細菌に学べるのではないか?という事についての話し(^^)
学ぶといっても、ウイルスからその広め方のマーケティングを学ぶ訳でもなく、
遺伝子の取り込み方と進化の仕方がビジネスの組織マネジメントにも参考になると言う話しです。
【ウイルスや細菌の仕組み】
ウイルスや細菌は遺伝子組み換えは頻繁に行われており、同系統の別のウイルスや細菌間で遺伝子の水平伝播というのが行われてます。
人間で例えると、またまた隣になったAさんと遺伝子交換を行い、途中からzさんに変わっちゃった!
みたいな事が起きてます。
※だから新型インフルエンザさんも新型コロナさんも登場します。
因みに4000万年前に人間に入り込んだウイルスは人間のDNAの書き換えに成功しており、現代の人間のDNAの8%がウイルス由来。
子宮で胎児を育てると言う機能はウイルス由来の遺伝子が機能しているようなので、哺乳類が生まれたのもウイルスの効果かもしれませんね(^^)
ウイルスは自分では生きていけないため、生物の中に入り生きていくエネルギーをもらいます。
その際、相手にDNAを転写して、相手も変換(進化)して、環境に適合したものは別の生物として生きていく。
生物学で進化のプロセスとして言われ始めてる事です。
【ウイルスに学ぶ組織マネジメント】
かなり脱線しましたが、
組織マネジメントとの関係に戻します(^^)
プロジェクト単位でも会社単位でも良いですが、変換量の多い環境についていくためにはその組織は進化しないと行けません。
組織は現在のような機械的な同じクオリティーの物を生産する組織ではなく、外部からよく分からないものを取り込み自分か変わってしまう生物の細胞のような物になった方がよいです。
機械的な生産をするには、使えないと言われた人にでもウイルス的にその考えを取り込んでしまえば、新しい発想の活動が出来る組織となり進化するかもしれません。
ウイルスや細菌ははたまに寄生先の生物を殺すので、取り込むリスクはあるのでイメージ悪いのですが、人の体の中にはある細菌がいる事で他の悪い細菌が入ってこれないようにしてたり、人を守る細菌も沢山存在してます。(彼らはスポットライトを浴びない)
組織も色んなタイプの人間を型にはめて無害にしてしまうより、そのままにして、いかに共存していけるか?
がこれからの組織マネジメントのキモに、なると言われてます。
【目指したい組織】
機械的な生産設備としての組織から、細胞のような有機的な組織へ。
これが出来たらもう壊れる事のない強い組織です(^^)
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