隣の人の仕事で出た言葉
「ビジネス信義にもとるよう事はするな!」
何があったかと言うと…
長年あるサービスをとあるベンダーから仕入れて、お客様に売ってましたが、
契約更新のタイミングでそのベンダーの提案がお客様の要望に答える事ができてなかったから、ベンダーチェンジにしました。
そこで出た言葉です。
「ビジネス信義にもとるような事はするな!今まで仲良くやってきたんだし、ベンダーチェンジの前にもっと真剣に相談して来るべきだ。」
との事です。
ベンダーさんにはお客様の要望はきちんと伝えていましたが、どうせうちと契約だろうと高をくくって要望に答えきれてない内容での提案でした。
これまでの長年の対応の悪い振る舞いもあり、お客様と相談してベンダーチェンジとあいなりました。
ベンダーチェンジきまったあとに、彼らは
「もっと早くにちゃんと言ってくれてたら、こうならなかったのに!」
と当社に怒りながら後付で要望を満たす提案を持ってきました。
巻き返さないと当社との他の部署との取引にも影響するよ…と脅し付き。。。
まぁ、もはやお客様も今更そんな提案持ってこられても会いたくもないとも言ってますし、
「お客様のご意向で止めようもなく…」
ってなるべく丸く収めていってますが…
この問題は探るのに少し手こずりましたが、私の出した答えはこれ。
『会社の仮面を被って仕事してると、自分の
の価値を下げる』
きっとベンダーさんも上司を使った脅しも含めて、自社の為にはいい動きをしてると信じて動いてます。
努力もしないでこれまで得てきた既得権益を守る為に、ビジネス信義なんて言葉を使ってこちらを追い込む事も、彼らの中では正しい動き。
所属してる会社利益の為に脅しも、すかしも使い頑張ってます!って感じですよね。
彼らの言い分は理解はできます…
でも、会社の仮面被って仕事に対峙してるから、頑張る方向が内向きになってて、外側からは嫌われているんです。
世の中サービスは同質になってきて、どこからでも直ぐにサービスを買えるような時代。
買い手が何かを買うときの判断基準は『人』であることが大いにあります。
「お前から買うわ」って判断です。
そして、売り手も含めた企業全般では
会社への忠誠心で評価されて出世していくスキームは崩れてくる傾向があります。
忠誠心で従業員しばると人材が逆に流出する
ような時代になってきます。
だから、
『個人的にはそうしたくは無いけど会社の顔としている以上こんな発言します』
と言ったようなスタンスは何もいい事生まないって事です。
会社の仮面は剥いで自分の顔でお客さんと向き合い、
「あなたの為に自分はこうしたい」
ってスタンスでいると、市場での個人としての価値は高まり、それは会社の中でも評価されていくようになります。
「ビジネス信義」なんて無い。
大事なのは『私』と『あなた』の信義の連鎖です(^^)
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2019.12.24 08:32