ブレインストーミングって上手く行くイメージ強いですか?
何か上手く行かないと言うイメージが強いですか?
どうも世界中で賛否は分かれるようです(^^)
お互い信頼がないメンバーを集めて困難な問題に対してブレストするくらいなら、同じ時間一人で考えた方がよっぽど有効なアイディアがでる。
という主張もある程度占めるようです。
うん。わからなくはない(笑)
でもこれはきっとブレスト会議の目的と進め方設定の仕方で回避出来ると思います。
【よくあるブレストの目的】
・課題に対する解決方法をみんなで検討する
と設定すると、メンバーからのアイディアは散見されるだけだし、誰かがアイディア絞り出しても、聞いた人はそれのダメな点を指摘してしまう。。
そして意見はなくなり、「他に何か無いのか?」なんてファシリテーターが聞いてしまい…硬直…
やっぱブレスト嫌い!となるので…
【嫌いにならないブレスト】
・課題を中心とした『雑談』をする
・参加者は人が出した意見を元に話を広げる
(持論で返さない。これ大事!)
・ある程度話が拡散したら終わり
と言うルールにして、お菓子でも食べながらやるとちょっと雰囲気は変わります。
発想とかってスポット的に落ちてくるものじゃなくて連続的な会話から生まれたりする事ばかりなので、大真面目にビジネスについて女子会のように喋ってる感じです。
何かを考える時って、何でもそうですが
「発散」と「収斂」という2つフェーズがあり
『発散』はとにかくインプット増やす事が大事で
『収斂』は吸いも甘いも含めて何を生かして何を捨てるかの判断が必要です。
よくあるブレストは結局何かを決める「収斂」を目的としてしまうので判断が必用となり、無駄な事に言われるくらいなら一人の方がいいやってなるんだと思います。
(ファシリテーターはその場で判断しようと臨んでると、人の意見に対して「それは〜〜だからだめだ!」とかいっちゃいますよね。)
だからブレストは『発散』の場と割り切れるかどうかです。
真ん中に課題(議題)を書いて、周りにドンドン雑談内容を書いて行き、関連あるなら線でつなげたりして、MAPのようなものを大きくしていく。
「何か答えはないけどMAPは大きくなったね♪」で終わりにする。
ブレストはここまで。
判断する人はそれを後で眺めながら、一人で自分の能力で判断をするなりなんなり自由に。
こんな風に出来たら、沢山の人の脳を借りて発散の時間短縮が出来た事になります。
一人で発散させようとすると、結構インプット(勉強やヒアリング)が大変なので、凄く効果があります。
もちろん他の人の発散にも協力して、他の人にも脳を貸す(^^)
脳の貸し借りを行うようになれたら、ブレストがチームや部署の雰囲気をガラリと変えます(^^)
でも、これやってみて感じてる事は、「持論で返さない」って事もなかなか難しいですが、それより発散だけを行う会議って「凄く気持ち悪い」です(笑)
会議って何かを決める場って刷り込みが凄いですね。(自分もだし当然周りも)
だから、いつもブレストの終わりは「楽しかったですね〜♪」と言って終わりにします。
会議終わり際になると、みんなが今日決まった事は…とか頭で必死にまとめようとしてる所を、遮断する一言です(^^)
昼間から決定事項のない話を楽しくおしゃべりしてはダメ?
そんな事はない。
愚痴じゃなくて、ビジネスの話を楽しくおしゃべりするのは「発散」において凄い生産的なのだ。
だから、先進的な企業は何やらおしゃれな休憩スペースがあるんです(たぶん)(^^)
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