白いウソ

ISS(国際宇宙ステーション)の39次長期滞在クルーで船長を務めた、jaxaの若田光一宇宙飛行士。
この人、アメリカのNASAにおいて、宇宙飛行士部門の部長を務たりしてて宇宙業界ではグローバルですごい人。
この人のインタビューで印象的だったのが、
「世界各国の人との会議ではふ、勝ち負けのない会議に意味はない。との意識でやるのがあたりまえだ。」
と言ってました。
『どうする〜?』
のトーンで参加して、人の意見のリスクだけ言う人がいたら弾かれそうですね。
昨日書いた、ハード屋との二律背反も向こうは意見出して、こちらも意見出してるからよい会議です(^^)
でも、勝ち負けは決めれなかったから、もうちょいですね( ̄ー ̄)ニヤリ
日本だけかどうかはわかりませんが、
相手にネガティブな情報があった場合、言うと士気が下がるし、言わないのも不誠実か…となった時によく取られる手法があります。
それは
『あえて言わない』
言った方が「ああなるし、こうなるし……よし、あえて言わないようにしよう!」
って、
「言わない事」をポジティブに判断してるぜっ!雰囲気で処理するやつです。
悪気がないウソなので『白いウソ』と言われたりします。
白いウソが組織の常習となると、事なかれ主義となり「本当の事を言うと煙たがられる」ようになります。
その後の組織のたどる道は…
上司となる人はこんな人が増えます。
上司が部下に指示をしたら…
「そりゃその方がいいに決まってるけど…そんな情報なかったり、そんな事出来るパワーないから議論してんじゃん。」
と部下が感じてしまう、一見正論ぽく見える事だけ言って、まるで判断してないおじさん(おばさん)が現れる( ゚д゚)
そのおじさん(おばさん)の力が増すと、もはやリスクをとる判断なんてものはなくなり、部下はリスクがないようにやるしかなくなり、それはそれはメンバーは疲弊していきます。
もうもはや、メンバーが自分の意見なんて言う事すら忘れてしまい、メンバーはひたすらリスクがない仕事を求めてただダダ消耗して行きます(T_T)
そして…
その組織がある程度完成すると…
「自分の意見を言おう」とかよい方向に変えようとしたら、
『場を乱すヤツとして煙たがられます。』
正論だけでろくに判断しないでよいマネジメントが横行するので、上から順番に大多数かが楽なんです。
「楽な状態を壊すヤツ扱い」になるって事ですね。
今の皆さんの状態がどんな感じかはわかりませんが(上記例のようなこんな極端な状況はあまりないでしょうが…)、あえて言わない「白いウソ」は経験あると思います。
「白いウソ」
これは、多数が簡単にSNSとか使ってつながってるので、昔より遥かにバレる事がおおいです。
それはこれからマスマス加速しそうな予感です。
そんな中、白いウソをつかない人の価値は高くなってくる。
そんな気がします(^^)

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昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

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