会社の上下関係ギャップ

会社の上の人が何故偉いのか?
いや。なぜ「偉いと思われている」のか?
上の人から役職とった時にその人の事を「偉い」と思う人って少ないですよね(^^)
でも、役職があると「偉い人」って言う風にこちらも扱ってしまうんです。
理由は2つ
・情報をもっている
・自分を不幸にしうる人事権をもっている
だから「はは〜m(_ _)m仰せの通りに。」
とかやらざるを得ないんですよね。
でもこの2つ、これからもいつまでも持てると思います?
情報でいうと、かなり隠されない世の中になってきてるので、昔はディープだった情報も現場に近い人間がふれる事も増えてきました。
※今は拡散力が昔と比べとんでもないしね。
会社への忠誠心がないやつは不幸になると言う構図も、忠誠心なんかなくてもそれなりにお金を稼げる環境も出てきました。
(昔はどこに転職しても、結局忠誠心でしばられてしまうのは同じだったのでみんなあきらめてましたが…これからは…)
経営者やマネージャーは今までの感覚で、権威を使って仕事していくと、下の世代からは「張子の虎」にしか見えなくなると思います。
極端な例ですが
上と下のメンタリティの違いの例
 
■上司
「評価上げるチャンス含めて、チャレンジさせてるのにあいつらはやろうとしない」
「社内外で俺は情報掴んでるのに、俺がその情報教えたくなるような可愛いやつはいない」
「普通の事しか出来ないくせに文句だけは言ってるから、お前ら使えねー」
■現場
「新しい事やらせるならまず情報抱えてるお前がやってみろよ!」
「もっと本質的な情報もあるけど、お前には理解出来ないだろうから言わない!」
「お前が評価で脅すから、お前の意に沿うように動いてるだけだろ!」
ちょっと極端ですがこんなギャップは多々ありますよね?
会社が伸びてる時ってこの手の問題顕在化しないで皆で手元の仕事捌いてみんなで給料上がってるんですね。
会社の業績が停滞すると、水道管破裂のように吹き出してくるのもこの上下ギャップ問題。
吹き出して来るとどうしても、お互いに個人の能力やスキルのような話になってますが、単なる「環境」や「世代」の問題です。
『情報』や『忠誠心』で上下のバランスはとれなくなっていると言う『時代の変化』です。
当社は長らく安泰だったのでこれまで、上下ギャップ問題が顕在化しにくかったので、こらからますます噴出すると思います。
そんな時、個人の能力やスキルの問題にすると、せいぜい夜の酒の肴になる程度。
お金を使って無駄な時間を浪費してるだけです。
上も下も
『情報のフル開示』と、『忠誠心からの開放』
これをベースとして、ぶつかれば、今までよりも強い関係性で仕事が出来て、結果もついてきますよ。きっと(^^)
お互いに同じタイミングで勇気を持たないと行けない(一方だけだと嵌められて、損をする)のが難しいところですか…
でも、本当に能力とスキルある人なら、リスクとって周り関係なく自分から動き変えて、周りも徐々に変えて行けるでしょ。そこに地位や年齢は関係ないのです(^^)
まずは自分がこれまでの時代の人達から受けてしまう悪影響のリスクなんて、なんて事ないぜ!言うくらい仕事力や人間力をつけること。
次の時代に向かうのだ。
愚痴に時間使ってるともったいないよ
(`・ω・´)ゞ



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昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

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