じっと耐える

アフリカの動物の世界や、森の昆虫の世界をちょっと想像してみて、敵と遭遇した時に
「じっと耐える」と言う選択をする生き物思いつきますか?
当然。いないんですって。
動物や昆虫らは「戦う」か「逃げる」を瞬時に選択すし、実行するのみとの事。
「じっと耐える」と言う選択をする生き物は、いなくて、
きっといたとしても生き残りに不利で絶滅したんだと想います。
でも、人間のビジネスの世界ではまだ生き残ってます(^^)
まぁ、会社が潰れるまで「じっと絶えてる」ケースは少ないでしょうが、事業という単位で言うとかなり多いと思います。
そう。一つの事業から逃げる事が下手くそなんです。
綿密に事業計画を立ててやるので、上手くいかずに逃げる事は誰かの責任とかになり、とにかく失敗したと判断したくない心理が働いてます。
でもね…
生物界だったらそんな事がしてたら、絶滅です(笑)
Amazonが1999年-2015年に新規で立ち上げる、そして撤退した事業は18個。支払の仕掛けやおむつの事業まで色々(一覧は↓画像の通り)
これが多いのか少ないのかハッキリ判断できないです。
当社グループではいくつ事業を立ち上げ、撤退したんでしょうね…?
『逃げる』と言う事はもっとポジティブに捉えるべき事で、
・とっと逃げて違うフィールドで戦う
・違う武器と戦略を装備してまた戦いなおす
と捉えると、生き残るって意味では凄く当たり前の事です。
ここで質問。
『何かを始めてみて、駄目だと思ったらやめちゃう』
これって、
『いいかげんなやつ』ですか?
『ちゃんとしたやつ』ですか?
これ進め方によっては、意見割れたりします。
皆さんの中でどんなやり方だと、『いいかげんなやつ』になるラインがありますか?
①沢山の一人巻き込んでたり、投資してもらってたりしたら、逃げる判断はしにくい
②少ない人数で投資もないなら逃げてもよい
こんなラインがあると思います。
この辺のラインを会社全体で引き直して行かないと、新しい事業は生まれないし、ポジティブに逃げる事も少ないんだと思います。
一つ確かな事は、
『じっと耐える』選択は不幸になる人を量産するだけです。
世の中や会社の変化をまってても仕方ない。
今自分のメンタリティの範囲で、出来る何か新しい事(だめなら逃げれるやつ)は、何でも始めてそしてポジティブに逃げる!
それでいいのだ。



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昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

1コメント

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  • masaya hazama

    2019.12.21 05:08

    下手です。 仕事で自分だけが耐えるのは一向に構わないのですが、結局チームで仕事してるので、自分が“仕事取るためにここは耐える”と自動的に一緒に仕事をしてる人にも“耐えさせている”状態に。 結果、仕事の良い話をもらう頃には士気も下がって疲弊しきっている→仕事取るために更に“耐える”という悪いループにハマり悩んでます。 “そんな仕事はもうやらん”と、やはり判断をすべきなんでしょうか。。 チームは解散となりますが、自分のエゴで周りを“耐えさせて”いるだけで、本当は楽しいことでもつまらなくなってるのではと。。