エラーを起こせ!

自然界の進化はエラーが重要な要素となり、時には生まれる時にエラーを起こした個体がその後の環境変化についていき、生き残ったりしてます。
ビジネスの世界ではエラーの撲滅に躍起になってますが、それは生物学者的な観点では危険です。
エラーを排除していると劇的な進化が「生まれない」可能性が高いのです。
昆虫のアリは巣とエサ場までをフェロモンで繋いで、道を作りその道をトレースして他のアリもエサ場に来ますか、「その道。ほんとに正しいですか?」って状態です。
その中にフェロモンたどる事が苦手なアリの世界では「使えない」やつが迷子になり、でも結果驚くべきルート発見したりする事があるようです。
生物の世界では発明は偶発的に起こります。
人間界でも、これまでのイノベーションもきっかけは偶発的である事が多いのが知られてます。
我々個人の活動において、計画的にイノベーションを企画するのは無理で、偶発的な出来事をいかに起して、いかに拾えるかって事が大事になってきます。
エラーの撲滅活動や、ルールに沿った手続きの遂行に100%の力を使うと、エラーも起きませんが、偶発的な出来事も起きません。
よく知られてますがGoogleがやってるのは、一日の15%は上司の命令以外の自分の自由な仕事をしてよいとの勤務ルールにしてますが、これも、自由な活動の中からの偶発的な出来事の発生を狙ってますね。
自由時間については、個人の活動でなんとでもなる話ではあるので、
今の仕事で、ルールに沿った仕事に追われていたら、働き方改革で頑張って時短して、自由な思考の時間を作って下さいね。
そして、自分の能力で出来る小さな一歩でよいので出来るだけ動いて見てください。
頭硬い人からは無駄だと思われる時間の中に、チャンスやわくわくする事は隠れてます(^^)

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昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

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