脱合理主義


一橋大学のビジネススクールの話。
戦略立てる時に会社の中でおきている事。
あなたが何か企画や販売計画を考えてるとして、その企画が会社の中で絶賛されて、決済取れていく時。
それは、以下の内容によく整理されています。
1)企画【全体(将来性)】が"合理的"な理論で考えられている
2)企画の【直近のアクションプラン】が"合理的"な論理で考えられている。
この状況。よく考えて見て下さい。
みんながそうだ!と納得している状況に疑問を持つべきなんです。
誰がみても合理的って事は、他社含めて同じ事出来るし、それに気付いて対抗する事も出来るような判断であるとも言い変えれます。
(経営者やマネージャーは偉そうにいい判断した気になって、現場を泥沼の戦いに放り込んで、その後口を開けば『気合いが足らんっ!』とか言うバカな状況が普通に生まれてる)
では、戦略として良い判断は何かと言えば
1)企画【全体(将来性)】が合理的な理論で考えられている
2)企画の【直近のアクションプラン】が【合理的でないちょっと変な思考】で考えられている。
の場合が市場においては勝てる戦略になると言われてます。
【変な思考】と言うと語弊があるのでしょうが、少なくとも合理性至上主義ではなく、ちょっと突飛なやり方がよいのです。
他社はどこも状況は同じで合理性の判断してくるから、競合にならないし、成功した時はそれが新たな合理性になるだけです。
既に競合もついてこれない強いサービスや商品を持っている場合は別ですが、普通に競合がいる時の次の戦略は、合理性から離れる事がポイントとなります。
合理性から離れると言うのは、不確実な市場の想定や、不確実な人の行動を拠り所にして進める事になります。
そんなのを拠り所にしようとする話なので
合理性の追求よりはるかに、勉強量や考える量が増える事になります。
何かの壁を超えたい時は「脱!合理主義」の世界へ踏み出してみると、ヒントがあらわれると思います(^^)

コラムシェア みんなつなガル

昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

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