Amazonの最初は本のインターネット販売。
有名な話ですよね。
95年にインターネットの爆発的なムーブがくる事が分かったジェフ・ベソスは本が好きな訳じゃなくて、インターネット販売に適したのが本がだとの判断ではじめてます。
本の特徴は↓
・頭ある本が書店には置けない。
・腐らない
・古くなっても価値が落ちにくい
インターネット販売したら、書店スペース関係なく本を持てるし、ばっちりじゃん♪
でも欠点は↓
・棚を眺めて買うウィンドウショッピングが出来ない
ならば、類似品検索(レコメンド機能)でそれを補助しょう。
とかでドンドン広がるわけですが、当時の本屋業界からは反発も激しくあったそうです。
出版社オススメの本を本屋に平積みにして、売上コントロールしている中、どの本も平等に売るような行為はけしからん!
ましてや、ユーザーレビュー機能入れて、素人の意見なんてオープンにされたらプロモーションができん!となる訳です。
そんな中ベソスは出版社に忖度せず、自分のやり方を推し進める訳ですが、その時の理念が
「競争相手より顧客を見る」
なんです。
(今でもAmazonの理念の1つ)
何を買うのか、何がよいのかは企業がコントロールする時代じゃなくて全て顧客自身が決める時代だ。
情報は全てオープンにする。その上で顧客が選びやすい環境を作る。
ランキングもトップ100とかじゃなくて、全ランキング(1万位とかもでる)にして、リアルタイムでオープンにしていく。
出版社には忖度しないぞ!
こんな感じで世の中変えていった訳です。
その後、AWSや、プライムビデオや、最近は宇宙産業や…
色々席巻しているのはご存知のとおり。
ベソスのもう一つ別の理念は
「マーケットを取る為にリスクをとる」
と掲げてて、マーケット取るためにはリスクをとってでも早く巨大になれ!とも言ってます。
80's-90'sビル・ゲイツやジョブスがインターネットを広げ、
00's-20'sザッカーバーグやベソスがその環境の上で、顧客に自由を与え…
20's-40's
…次の流れはなんですかね?
一つ大きな流れがあるのは、「発信型または参加型」ってことです。
youtubeやfacebookやinstagramは発信媒体として。
各種サービスのユーザーレビュー機能や、コメント機能は参加機能として。
完全に市民の支持をえてますよね。
あと、コミケやスポーツ観戦、音楽ライブは以前より人気がでてます。
これも参加形の流れ。
これまでの消費者は消費者ではないんです。参加から得る体験を求めてます。
私は…
企業統治だって従業員参加型の時代に寄って行くと思ってます。
企業間連携(BtoB)だって会社to会社じゃなくて部署to部署(または個人to個人)での連携になると思ってます。
でもこう言う事は、いっそく飛びに行こうとしてもダメなことが、ちょっと経験則としてわかってきました。
ベソスは全てをインターネット上で売ることを最初からイメージしてたけど、最初の入り口は本が最適と分析して判断して決めたようです。
医薬品の世の中改革。
最初に手をつける場所が少しずれてた事が見えつつあります。
でも何だかかんだであっという間に月日は流れる…
時間を大切ね…
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