新規ビジネス作りと事業計画の違い

新規ビジネス作りやってると、走りはじめて遠心力をつけても、どんどん「とある引力」に引き寄せられていきます。
その引力の名は「事業計画」
事業計画は
顧客価値が見えててそれを実施するプロセスがあって、3年後いくら儲かります!
っていう、計画前提のやり方。
一方新規ビジネスは
変化をおこして顧客価値を高める企画があり、儲かりそうってざっくり掴んだら、どうやって実施できるか?ってプロセスをもがきながら作るっていう、変革前提のやり方。
プロセスは計画を立てて管理するものではなく、「どうやって実現できるかなぁ?」と探しながらの活動(変数)になるのです。
この違いが結構大きくて、これまで会社は事業計画で大きくなってきたから、上からもアドバイスをもらうと事業計画に引き寄せられて行くのです。
今我々で進めている新規ビジネスプロジェクトも、パートナー企業の一つが製造メーカーさん。
ハード製品を作るというのはまさに事業計画のプロセスを踏むのが当たり前の文化のようで、確実な将来計画を求めて右往左往してます。時には自分を守る前提条件を突きつけてきます。
※企画段階では新規ビジネス的な柔軟な動きだったのですが…
リーダーの人とは言い合いしながらも仲良くしてますが、社内で一度通した事業計画を変えるのはかなり大変らしく、プロジェクト立ち上げ時の古い前提に縛られたりして、リーダーも苦労してるとのこと。
会社事情である程度はしょーがないけど、完全に流されてしまうと、プロジェクトが近未来の売上至上主義になり、途中でおかしな事になると思います。
(今回は3社での共同プロジェクトなので、夢や使命感でつながって、時には勇気をもった判断もしていかないと、すぐ壊れしまい市場を席巻するような活動に出来ない)
これはそのうち我々にも降りかかる状況かもしれないし、確かにパッションだけじゃなくて清濁合わせ飲んでやらないと行けません。
今回のプロジェクトも今後も周りをよく見て歩んでいきますが、難しい状況に置かれたときに、判断の方法として個人的なルール決めをしてます。
「パッション」と、「進める為の妥協」のバランスを求められたら……
パッション多め(笑)
私の周りには冷静にフォローやアドバイスしてくれる人がいるのでこれで、成り立ってます(^^)
ありがとう♪

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昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

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