先日少し予告したスリーパー効果について。
自分の考えを相手にポジティブに浸透させる為のテクニックの一つで、大学の心理学の論文でも人の心理として検証されているものです(^^)
人は相手の話を聞くとき、自分の経験に基づいて、ダメ出しを出来る部分がないと探しながら聞く習性があるようです。
話を聞いてる人がどうもマウントを取りたがるのは習性のようです(^^)
相手を自分の味方にしたいとき、どんなに確かなロジックで話をしても、その習性が邪魔をして素直に賛同する事をさけ、本人もさほど重要だと思っていないような注文をつけたりするのが常。(何となく皆さんも経験値として理解できませんか?(^^))
これを回避して相手を自分の味方につけるテクニックがあり、それは
①ちょっと過激なメッセージを伝える
しばらくした後
②その過激なメッセージの理由や、やらなければいけない事をしっかりした論理性を持って伝える
と言う順番でやる事。
その際人の頭の中では、過激メッセージに対して頭の中で思考が始まり、気になる状態でその思考がスリープ状態になる。
そこから論理性を持った説明が入ると、マウントを取りたい部分がなくなり、知りたいという気持ちが勝り聞く耳が出来、最終的に味方に引き込む事が出来る。
と言う仕掛けのようです。
私もこれまで最初に全うな説明をぶつけ、その上でマウントを取りに来る反対意見に対して、論理性が甘い説明で被せるという方法が多かったと反省。
三宅VISIONの味方を増やす為に、スリーパー効果も研究して行きたいなぁ(^^)
でも実はその効果を使う手前。
論理性の向上がテーマです(^^)
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