前回『計画を軽く』と言う話をしたので、その裏面にある『目標を重く』という話をしたいと思います。
計画軽くして、その場の判断でビジネスを進めると、中長期の統制ができなくなりますよね(^^)
だから、その裏側に『目標を重く』があります。
ビジネスの目標には数字とポジションで分けて考えても良いです。
(だいたい連動しますが…)
■数字
何年後に経常利益をいくら出すか?
を勝手な感覚で決める。
→経営者目線で考えると利益なんぼ出せたかがビジネスの指標なので、売上じゃなくて経常利益をどれだけ出すかを決める。
担当者として経常利益いくらほしいとかはよく分からないのですが、社長でも未来の経常利益いくらほしいかは、よく分からない数字なので、気にせず適当に行きましょう(笑)
でも、ここでこれを設定するから、計画を変えるときの指標になるのです(^^)
■ポジション
近年のビジネスは【場をとる】ことが先決で、場を取れば後で利益が沢山出るモデルも多いので、どのようなポジションについているかを決める。
→ランチェスター戦略では
2位と1.7倍の差をつければ安泰なポジションに入るといわれてる(条件設定いくつかあります)ので、そこを目指すもよし。
→市場の見方というのは、どのカテゴリーでくくるか?でしかなかったりするので、顧客価値の組み合わせで新しい市場を作り、いきなりトップにたってもよいです。
古いですが、ワンダの朝専用コーヒー市場を作っちゃうのもそれですね。
この数字とポジションをKPIとして設定する事が、目標となります。
目標は何とか達成しようとすると、あの手この手を考えて計画も変えるし、ABテストのような同時平行検証もやっていくようになるはずです(^^)
この「計画を軽く目標を重くするやり方」
個人で考える分には日夜訓練するだけなのですが、組織でやろうとすると、何かと壁が立ちはだかります(T_T)
だから無理だよ。
と言ったら終わりになる。
実は今そんなゲームのルールです。
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