近めの未来の観察

プロジェクトの仲間と一日深い議論。
テーマはプロジェクトの損益計画。
議論したプロジェクトは、先日ケンカした話を書いたやつで、「ネットワーク外部性」のビジネスモデルが基本。
※ネットワーク外部性
 沢山使ってる人がいるからそのサービスの価値があるという状態。電話とかLINEとかもそうですね。

なので、世の中にハードウェアを使ってもらう利用者を沢山増やしていく前提です。
ただ、増えるまでの間もビジネスとしなきゃいけないので、その進め方の議論を深めていました。

そこで、思慮深い仲間は
「利用者を沢山増やす事に焦点をおいてホントに正しいかを数字も細かく積み上げて確認したい」
との事で、未来の多岐にわたるシチュエーションをディスカッションで整理しながら計算を繰り広げてました。

すると
一年以上かけてプロジェクトで決めてきた今のコストや仕様では、利用者を一定の閾値以上増やすと赤字にしかならないシュミレーションが濃厚となり、
一度損益分岐点を超えたのに、利用者の増やし方次第で再度赤字に戻るラインが浮かび上がってきました。

今日の議論の結末、今後世の中を良くしつつビジネスとしてもちゃんと進めていく為には、3年後くらいまでに以下の改善が必要とわかりました。

・途中でサービスの内容を変えて(ふやして)売り上げ単価を倍にする

・仕入れコストを劇的に下げるために全く新しいハード企画に変える

単純な事なのですが、もう一本別のプロジェクト立ち上げるくらい物凄く時間がかかる内容であり、3年後に形にしておくには、早めに検討を始めた方がよい。

と、納得感ある状況確認ができました。

新規ビジは新しい要素がドンドン決定していく中、進んで行く未来の方向性だけはズレないよう舵取りをしてるつもりですが、今の道は数年先に曲がり角があるんだと言うこと事をモヤモヤではなく明確に察知し、上手に曲がる為の準備が出来てるかどうかが大事だと改めて実感( ・`ω・´)

方向性だけじゃなくて今進んでる道の先を細かく観察する事から逃げては行けませんね。
(観察する際は膨大なパラメータ(不確定要素)があり、対峙するといったん脇において置きたくなります(^_^;))

今回この議論が出来たのは、方向性の夢物語より、現状を緻密に確実に進めたい特性のある若手のおかげ。

特性としたら私と逆の特性だけど、だからこそ組み合わせたら強い。
お互いに相手の意見を真剣に理解しようとしてれば必ず生まれる強さです(^^)

そうは言っても、私も嫌いだと思ってる人とはこう言う風には出来ない。
時間の無駄だと思っちゃう(笑)
私が嫌いだと思う人は、こちらの話に聞く耳がない人
(いません?人の話に対して指摘ばかりして、自分の考えが正しいとの主張しかしてこない人)

特性の組合せにならないんですよね。。。

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昼間我慢して、夜酒を飲んで愚痴を言うのが正しいサラリーマン?昼も心の声と行動を一致させて楽しく生きるすべをIT会社営業の立場で挑戦してみてる人のコラム。

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