サブスクリプションの世界で指標となるのは、LTV(Life Time Value)と言われます。
日本語訳だど「顧客生涯価値」
どれくらいその顧客の生涯に渡って価値を与えれるか?(お金を払ってもらえるか?)
って事なんですが、
簡単な式にすると次の通り
・月額利用料×契約期間
そりゃそうさ(;・∀・)
って式になんですが、この2つを高める事が至難の業。
人はモノ事を決めるとき、以下の2つを天秤にかけてます。
・取引コストの低さ
・本質的価値の高さ
それぞれは以下のように定義されます。
■取引コストの低さ
取引コストとは本体価格以外のコストで、実際の支払いを伴わない心理的なコストも含む。
■本質的価値の高さ
本体が提供する価値と本体価格の差
アマゾンは取引コストを徹底的に低くしてて、いきなり便利を与えて、矢継ぎ早に沢山便利を与えて、他に移る取引コストが高い状況を作り出して市場を握る感じ。
本質的価値(当日配送とか)も高めてますが、勝負してるのは取引コストの部分ですね。
仕事してると、意識的か無意識かは様々ですが結構、取引コストのコントロールはやってるはずなんです。
お客さんとの個人的な信頼関係を築くとかは取引コストの部分にあたります。
すいも甘いもわかってくれるあいつにお願いしようって状態ですね。
だから、何も全く新しい理屈ではないです。
ただ、この取引コストに着目したサービスを作れる会社と作れない会社があります。
(いや、会社単位じゃなくて、作れる人と作れない人かもしれません)
ビジネスを考えるとき、本質的価値と、数字でのマーケティングが王道ではありますので、取引コストに着目したビジネスは、経験していないですよね。(私も含め)
でも、
本質的価値に煮詰まったら、取引コストを下げる方法を沢山考える事は、頭の使い方の切り替えによさそうです(^^)
本質的価値をサービスで作り出す事をメインにするには、機能差が生まれにくい昨今はハードルがめちゃくちゃ高くなってるので…
単純に買う人の数を調査して企画するビジネス…
理解しやすいので、上司に当たるひとは直ぐにこっちの路線に向けようとしてきますが、実は難しいのでそこは逆らってくださいね(笑)
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